- 沖縄移住はやめとけって言われた…
- 沖縄で暮らすって実際どうなの?
- メリットもデメリットも知りたい…
いつか沖縄でのんびり暮らしたいと考えている人も多いはず。
沖縄はとてもいいところです。
沖縄県に移住して4年目です!
今回の記事では、実際に沖縄本島で3年半ほど生活してみて感じた、
- メリット10
- デメリット15
をまとめました。
なんと、デメリットのほうが多いです。
沖縄移住を検討中の方は、失敗や後悔しないためにも、沖縄で暮らすことのいい点だけではなく、悪い点もしっかりと考えたうえで、準備してくださいね。
まずは沖縄移住してよかったことからお伝えします。
いつか沖縄移住したい方はぜひ読んでみてください。
【沖縄移住のメリット10】沖縄移住してよかったこと
個人的に「沖縄移住してよかった」と感じたメリットをランキング形式でお伝えします。
1位.青く美しい、キレイな海がすぐそこにある!
沖縄の海は本当に青く美しいです。
とくに晴れた日は最高!
海の中を覗くと熱帯魚がたくさん。
まるで水族館のような世界が広がっています。
しかも、海に囲まれている島ですので、車ならどこにいても海に近い。
移住したら、自分だけのお気に入りの海を探しましょう。
>>【初心者OK】沖縄本島のシュノーケリングスポットおすすめランキング
しかし、自分の休みの日が“いつも晴れ”とはならないのが現実…。
2位.森林でリフレッシュ!亜熱帯の大自然を満喫
沖縄には海だけでなく、自然豊かな森林もあります。
亜熱帯特有の生物や植物が観察できたり、滝や川などで遊べたりします。
とくに北部のやんばるの森はおすすめ。
休日には手軽に楽しめる登山に出かけて、リフレッシュしましょう。
>>沖縄の山登り・ハイキングスポット3選!初心者や子供でも絶景が楽しめる
自然が多いということは、虫も多いです。
3位.安くておいしい!沖縄県産の新鮮な野菜や魚
沖縄本島には、県産の食材が買えるファーマーズマーケットがたくさんあります。
どこもスーパーで買うより、新鮮でリーズナブルでおいしい。
野菜はもちろん、フルーツ、お米、お肉、お魚となんでもそろっています。
休日の楽しみのひとつは、ファーマーズマーケットめぐりです。
スーパーの他県からやってくる野菜は、高めで鮮度もイマイチです。
4位.スギやヒノキが少なく、花粉症に悩まされない
沖縄県にもスギやヒノキは植えられているものの、その数は圧倒的に少ないそう。
そのため、花粉症の症状が出なくて、快適に過ごすことができます。
わたしも長年、花粉症で悩んでいましたが、沖縄に来てからは症状が出ていません。
黄砂やPM2.5はたまに飛んできます。
5位.冬でも寒くない!過ごしやすい気温と湿度
沖縄県の冬の気温は20度前後と過ごしやすいです。
真冬の洋服がいらないことも喜ばしいポイント。
冬にしては暖かいうえに、湿度も高いです。
冬でも、お肌が乾燥してカサカサすることはなかったです。
とはいえ沖縄で生活していると、冬は普通に寒いです。
6位.人ごみがほどほど!休みの日もお出かけしやすい
観光スポットに行っても、都会の人ごみに比べれば少ないです。
ショッピングスポットも同じです。
休日の混みあっている時間帯でも、都会のレジほどは並びません。
人ごみが苦手なわたしにとっては、うれしいポイントです。
人はほどほどの混雑でも、車は多いです。駐車場を探すのが大変。
7位.リゾートホテルがたくさん!気軽に利用できる
沖縄県には高級ホテルやリゾートホテルなど、ステキなホテルがたくさんあります。
そのため、気軽に、
- ランチ
- ディナー
- アフタヌーンティー
などで行くことができます。
週末には、在住者限定プランでお得に宿泊することもできますよ。
そして、毎年ぞくぞくと新しいホテルが開業しています。
リゾートホテルめぐりはとっても楽しいです。
8位.LCCが運航!各地にリーズナブルにアクセス可能
沖縄県は、飛行機に乗らないと遠方に旅行できません。
しかし、各地に直行便が出ています!
そして、那覇には、格安航空(LCC)が就航しています。
各地にリーズナブルに行くことができるので、旅行好きとしてはうれしい。
LCCがあるおかげで、移住者も地元に帰りやすいのではないでしょうか。
9位.ゆったりのんびり、島時間が流れている
那覇あたりではあまり感じませんが、とくに北部や離島に行くと、ゆったり島時間が流れていると感じます。
時間を忘れて、のどかで美しい自然に癒されます。
都会で時間に追われてお疲れ気味の方は、沖縄で過ごすと心身ともにリフレッシュできるはず。
ゆったり島時間にイライラする人は、移住すると後悔するかもしれません。
10位.仕事も家もある!移住のハードルが低い
沖縄県には、とくに資格や経験がなくても、仕事は探せばあります。
賃貸物件もたくさんあります。
新築マンションもどんどん建っています。
そのため、移住する気になれば、いつでもできる。
移住スタートのハードルは低いです!
しかし、仕事も物件も好条件のものは、かなり少ないのが現実…。
沖縄県の求人に特化した転職サイト「沖縄求人ドット・コム」でどんな条件の仕事があるか確認してみましょう。
沖縄移住希望者には、沖縄暮らしについてアドバイスもおこなってくれますよ。
無料なので、登録して相談してみるといいかもしれませんね。
【沖縄移住のデメリット15】沖縄移住は最悪?現実を知ろう
個人的に「ちょっとショックかも」と感じたデメリットをランキング形式でお伝えします。
1位.油断するとカビが出現!沖縄の湿気はすごい
沖縄の湿気は本当にすごいです。
とくに梅雨。
実際に、梅雨入りして1週間で、天然素材のカゴバックとコースターがカビました。
ショックすぎ。もっと早くもっと対策をしていればと後悔。
- 湿度計
- エアコンの除湿機能
- 除湿機
- 除湿剤
は必須です。
それでも油断すると、カビてしまいます。
2位.ネット通販が不便!届くのが遅い・送料がかかる
ネット通販をよく利用しますが、困ったことに、届くのが遅いです。
東京だと翌日届くものが、沖縄だと3日から14日かかりました。
航空便ならまだしも、船便になってしまったら、なかなか届きません。
「全国送料無料」と表記されていても、沖縄県のみ送料がかかる場合が多いです。
3位.テレビっ子は注意!テレビのチェンネルが少ない
沖縄では、民放が3つしか放送されません。
- TBS系列
- フジテレビ系列
- テレビ朝日系列
は放送されますが、日本テレビ系列とテレビ東京系列が放送されません。
わたしの好きな番組は、日テレとテレ東が多かったので、知ったときはショックでした。
「世界の果てまでイッテQ!」などの人気番組は遅れて、再放送されています。
>>24時間テレビの沖縄での放送事情を調査!日本テレビ系列は放送されない!?
4位.UV対策必須!強い紫外線で1年中日焼けする
沖縄県は本土よりも紫外線が強いです。
すぐに日焼けします。
曇った日や涼しい日でも油断できません。
シミやシワの原因になることもありますので、日焼けする前にしっかり対策しましょう。
ちょっとしたお出かけでも、サングラスや帽子、日傘が手放せません。
5位.給料はびっくりするほど安いけど、物価は普通
沖縄県民の平均所得は、都道府県別でワースト1位(最下位)。
所得は低いです。
しかしながら、スーパーや公共料金などの物価は、いたって普通に感じます。
最低賃金は時給853円(2022年)と全国で最も低く、求人を見るとお給料はとっても安いです。
移住前に、リモートやWEBの仕事を見つけられるスキルがあると、条件のいい仕事が探しやすいはず。
>>沖縄には仕事がない?移住者の仕事探しおすすめ5選と注意点
6位.交通の便が悪い!自由にお出かけしたいなら車必須
沖縄には電車はありませんが、モノレールと路線バスが走っています。
モノレールは、那覇市の那覇空港駅から浦添市の一部まで運行。
路線バスは、いたるところを走っています。
しかし、遠いところまで移動しようとすると、本数が少ないうえに、乗り換えも必要になってきて不便です。
そのため、自由にお出かけするためには車が必要になってきます。
7位.スーパーにワンランク上の食材の取り扱いが少ない
沖縄県のスーパーでは、無添加や高級食材が見つけにくいです。
都内のスーパーでは簡単に手に入ったちょっといい食材も手に入りません。
また、通販で購入しようとしても、クール便だと送料がとんでもなく高いです。
お気に入りの食材や調味料は、ネット通販でまとめ買いしています。
8位.桜(ソメイヨシノ)が見られない!寒緋桜は咲くよ
わたしはお花が好きです。
桜といえば、カワヅザクラも好きだけど、やっぱりソメイヨシノ。
ところが、沖縄県ではソメイヨシノは咲きません。
花吹雪も見られません。
沖縄でも、濃いピンクでかわいらしい寒緋桜は咲きますよ。
>>【沖縄にないもの】飲食チェーン店や暮らしなど他県とのちがいを調査
9位.いい賃貸物件は、本当にすぐなくなってしまう
賃貸物件はたくさんありますが、いい条件の物件は驚くほど早くなくなります。
いいなと思うお部屋がたまに出ても、すでに申込されているか、内見予約が多数入っています。
人気物件は、内見しないで契約申込する人や、お部屋が空く前から予約している人もいるよう。
いつか海に近いステキな一軒家に引っ越したい。
10位.水の硬度が高い!髪などへのダメージが気になる
沖縄県の水は、硬水ではないですが、硬度が高いようです。
硬度は地域差もありますし、あまり変化を感じない人もいるよう。
しかし、わたしは髪の毛の調子があまりよくない。
現在、軟水器を買おうか検討中です。
きれいな“水”にこだわりがある人は、移住失敗するかもしれません。
11位.美術館や博物館の企画展があまりない
沖縄県には、自然が楽しめるスポットはたくさんあります。
しかし、美術館や博物館などでおこなわれる企画展などは少ないです。
ほかにも図書館が充実していないように感じます。
イベントやお祭りはたくさん。
12位.よく渋滞する!通勤ラッシュの時間帯は要注意
那覇周辺は、平日の朝と夕方、通勤ラッシュの時間帯は渋滞します。
さらに、雨の日や月曜日・金曜日はひどいです。
那覇は観光客が乗るレンタカーも多いので、とくによく渋滞しているように感じます。
移住して、車通勤を検討している方は、会社と自宅の距離に気を付けてくださいね。
13位.お買い物スポットが充実していない
沖縄はお買い物スポットが充実していないです。
お休みの日は決まって
- イオン(沖縄ライカムなど)
- ドン・キホーテ
- パルコシティ
に行く人が多いように感じます。
家電量販店なども、店数が少なく、価格交渉はあまり期待できません。
14位.塩害がある!錆びやすいので気を付けよう
沖縄はキレイな海に囲まれています。
そのため、どこにいても潮風を避けることができないので、塩害が発生!
しっかりケアしないと、車は必ずと言っていいほど、錆びます。
窓ガラスも白く曇ります。
洗車が欠かせません。
塩害対策にはお金もかかるので、大きなデメリットです。
15位.沖縄は航空機と子どもが多いため、騒音問題あり
沖縄には米軍基地がいくつかあり、低空で航空機が飛んでいます。
自宅にいて窓を閉めていても、飛行機の音は聞こえます。
あとは、子どもがとにかく多いです。
沖縄の出生率は全国1位。
3人兄弟が当たり前。
そのため、以前のマンションでは、子どもの足音や外で遊ぶ声がよく聞こえてきました。
沖縄は子育てしやすい環境かもしれませんね。
まとめ:沖縄移住失敗や後悔しないためにも、プチ沖縄移住をしてから検討するべし
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
「沖縄移住は最悪?後悔や失敗したくない方はチェック!沖縄移住して感じたメリット・デメリット」についてお伝えしました。
沖縄はいいところです。
しかし、デメリットもたくさんあります。
沖縄移住で失敗しないためにも、
- 沖縄移住の目的をしっかり考える
- デメリットを意識して長期滞在する
が大切です。
デメリットを踏まえたうえで、長期滞在したうえで移住するか決めることをおすすめします。
移住前に長期滞在しました。
わたしはいくつかのエリアで生活したうえで、移住しました。
移住前の長期滞在にはリーズナブルなホテルがおすすめです。
コンドミニアムタイプだと、暮らすように過ごせます。
沖縄移住は、デメリットの数は多いですが、それに負けないくらい魅力的なメリットがあるはず。
- 海など自然が大好きな人
- 移住の目的がしっかりしている人
- お金を稼ぐスキルがある人
にはおすすめです。
後悔しない沖縄移住のために、少しでも参考になればうれしいです。
【悲報】沖縄には仕事がない?移住者の仕事探しおすすめ5選と注意点