本部町崎本部の「ゴリラチョップ」は沖縄本島のシュノーケリング初心者向きビーチです。
ゴリラがチョップしているように見える岩が目印。
マリンショップのツアーもたくさんやってくる人気スポットとなっています。
沖縄本島の定番の3大シュノーケリングスポットといえば、
- 青の洞窟(真栄田岬)
- ジョン万ビーチ(大度浜海岸)
- ゴリラチョップ(崎本部緑地)
です。
この中でもとくに個人シュノーケリング初心者におすすめポイントは「ゴリラチョップ」!
今回の記事では、ゴリラチョップに初めて行く方に向けて、
- よく見られるお魚
- 駐車場など基本情報
- 初心者向けツアー情報
などについてお伝えします。
人気のクマノミにも会えます。
初心者向きのポイントで気軽にシュノーケリングしたい方はぜひ読んでみてくださいね。
沖縄県本部町の「ゴリラチョップ」で個人シュノーケリング
沖縄県本島北部の本部町崎本部にある崎本部緑地の「ゴリラチョップ」。
大きなゴリラ岩とテトラポットがポイントです。
ゴリラチョップは陸からもサンゴ礁がくっきり見えます!
個人シュノーケリングやダイビングで人気のスポットです。
潮の流れがほぼないので初心者向き。
駐車場やシャワーなどが整備されていて気軽に楽しめますよ。
ですが監視員やクラゲ防止ネットなどは整備されていない天然ビーチです。
安全に気をつけて楽しみましょう。
初心者の方はまずはシュノーケリングツアーや体験ダイビングに参加してみると安心ですよ。
【ゴリラチョップでビーチシュノーケリング・沖縄美ら海】1歳から楽しめる!家族・カップル・夫婦、グループ貸切で楽しめる無料撮影付き
ゴリラチョップに軽石は漂着していないので泳げた
ゴリラチョップで2021年10月26日、29日とシュノーケリングしてきたところ、まだ軽石は漂着していなかったです。
北風に強い立地だからでしょうか。
本部半島の北側のビーチではたくさん軽石が漂着しているのを見ましたが、ゴリラチョップあたりはまだ大丈夫でした。
平日の午前中でも、シュノーケリングやダイビングを楽しむ人でたくさん。
さらに透明度も高い!
マリンアクティビティの業者のボートも複数、何度も来ていました。
【レポ】ゴリラチョップのシュノーケリングポイント!お魚はニモ・クギベラなど
ゴリラチョップのシュノーケリングポイントや見られるお魚について紹介します。
干潮のゴリラチョップでシュノーケリング!水深は浅い
ゴリラチョップの水深は約1~8m。
浅いエリアも広いです。
ゴリラチョップはビーチ近くにもたくさんサンゴとお魚がいます。
とくに干潮時は水面近くでお魚やサンゴが見えます。
少し沖のほうに行くと、やや深くなります。
砂地は4~8mくらい。
この日は雲っていましたが、海底の魚が見えるくらい透明度も高かったです。
白い砂地は潜って楽しむこともできますよ。
わたしのゴリラチョップのシュノーケリングルート
初めてゴリラチョップでシュノーケリングをしたときは、ビーチから入りました。
ビーチのほうがゆったり準備できます。
夏シーズンは海水浴やビーチでくつろぐ人も多いです。
わたしは黄色点線のようなルートでシュノーケリングしました。
写真左のビーチ方面からまっすぐ沖に進んで、魚影が濃いエリアをくるっと見てまわり、右にある階段から出ました。
丸いあたりがとくに魚が多かったです。
クマノミも数カ所にいました!
ゴリラチョップの階段は幅が広いです。
器材の装着もしやすいですね。
さらに砂が付きにくいといううれしいメリットも。
そのため海から出るときは階段がおすすめ。
階段の下のほうはとても滑りやすいので気をつけましょう。
たびたび転んでいる方を見かけます。
とくに干潮時、洋服のまま見学する方は注意してくださいね。
ゴリラチョップはパステルカラーのソフトコーラルもりもり
ゴリラチョップは浅瀬から柔らかいサンゴのソフトコーラルがもりもりと育っています。
うすい黄色やピンク、紫など。
パステルカラーでかわいい。
ふわふわゆらゆら揺れるサンゴを見るだけでもいやされます。
沖のほうに行くと、元気な硬いサンゴ礁も増えてきますよ。
ゴリラチョップのシュノーケリングで出会ったお魚や生き物
ゴリラチョップのシュノーケリングでわたしが出会ったお魚を紹介していきます。
- ロクセンスズメダイ
- クラカオスズメダイ
- クロスズメダイ
- クマノミ など
小さいクマノミもいました。
シュノーケリングでも近寄れます。
以下の3種類が近くにいました。
- クマノミ
- ハマクマノミ
- ハナビラクマノミ
カクレクマノミ(ニモ)もいるらしいのですが、まだ見つけられていません。
大きめのクマノミとハマクマノミはいつも手元に近寄ってきます。
餌付けされているのかな。
右の魚はクロスズメダイのこども。
成長すると黒くなりますが、こどもはポップな色合いでかわいい!
同じ魚だと思えない。
ツノダシや何種類ものチョウチョウウオも見られます。
クギベラのメス(上)とオス(下)。
ツンととがった口がキュートなお魚。
クギベラは雌雄で色が異なります。
オスは青色っぽく、メスは黒っぽいです。
ゴリラチョップにはほかのベラ科の魚もたくさんいます。
そのほかオジサンやブダイなど食べられそうな大きめのお魚も見かけます。
カラフルな貝はヒメジャコガイ。
色はターコイズブルーや濃い青、紫、緑、黒など。
毒々しい色と模様がキュート!
貝の近くにはカラフルなイバラカンザシもたくさんいました。
ゴリラチョップは餌を持っていなくても、魚のほうから近寄ってきますよ。
なので、餌を持って行かなくても十分楽しめます!
砂地との境目はとくに魚影が濃かったです。
振り返るとお魚がたくさん付いてきていてビックリ。
たまにこわいお魚もいるので、気をつけてくださいね。
続いて、注意が必要な生き物について説明します。
沖縄のシュノーケリング中に見かける危険なお魚や生き物
沖縄でのシュノーケリングでは、カラフルな熱帯魚やサンゴなどたくさんの生き物と出会えます。
しかし海の中には危険な生き物もいるということを覚えておきましょう。
とくに以下の2つクラゲには気をつけてください。
- カツオノエボシ
- ハブクラゲ
シュノーケリング中はクラゲに刺されないよう、ラッシュガードやマリングローブ(手袋)など、肌が見えない格好がおすすめ。
カツオノエボシは砂浜にいることもあります。
お子さまがビーチで遊ぶときは、マリングローブをつけておくと安心です。
そのほかわたしがゴリラチョップで出会った危険なお魚を紹介します。
危険でこわい魚はゴマモンガラです。
かわいい魚に交じって、とても大きなゴマモンガラの姿が見えたときは驚きました。
ゴマモンガラはかなり危険な魚です。
何が危険かというと、性格と歯です。
多くの海の危険な生き物はこちらから何かしないと襲ってきませんが、ゴマモンガラは襲ってくる性格です。
そして噛みついてきます。
ゴマモンガラの歯は貝やサンゴを砕くほどの強い力で、噛まれるとかなり痛いらしい。
同行者は以前、小さめのゴマモンガラに噛まれたそうですが、しばらく歯型が残りとても痛かったらしいです。
ゴリラチョップで見かけたものは、50cm以上の大きさでした。
この日はゴマモンガラに追いかけられて、ゆっくりシュノーケリングできませんでした。
もし見かけたら速やかにその場を離れたほうがよいでしょう。
ゴマモンガラと似た顔で小型のムラサメモンガラという魚もちらほら見かけます。
こちらも襲ってくる場合があるので、ちょっかいをかけないようにしましょう。
ほかにも水面ギリギリを泳ぐダツ?も見かけました。
光るものに勢いよく向かうので、夜など暗い時間帯は注意が必要です。
光を水中に向けないようにしましょう。
鋭い口と細長い体が、突き刺さってくることもあるそう。
日中ですが、ずっと付いてこられてちょっとこわかったです。
ゴリラチョップは遊泳禁止エリアあり!海況にも注意
ゴリラチョップは遊泳禁止エリアがあります。
コンクリートブロックより奥には行かないようにしましょう。
沖合いは船も通るので危ないです。
またゴリラチョップは北風には強いのですが、西寄りの風が強く吹くと荒れやすいです。
個人で行く場合は海況にも注意しましょう。
個人シュノーケリングするためにおすすめの持ち物-ゴリラチョップ
ゴリラチョップでシュノーケリングを楽しむためにおすすめの持ち物は以下です。
- シュノーケルセット(マスク、シュノーケル、フィン)
- ライフジャケット(シュノーケリングベスト)
- マリンシューズ
- マリングローブ(軍手)
- 水着
- タオル
- UV対策グッズ(サーフハットなど)
浮き具を必ず身につけましょう!
わたしは浮き効果もあるウエットスーツを必ず着ます。
シュノーケルセットは沖縄のコンビニやドンキホーテなどでも買えますよ。
シュノーケリング初心者の方におすすめの持ち物については、以下の記事で詳しく説明しています。
【保存版】沖縄個人シュノーケリングの持ち物!初心者におすすめ20選
ゴリラチョップの場所や駐車場・シャワーなどの施設情報について
ゴリラチョップの場所や駐車場・シャワーなどの施設情報について説明します。
場所は沖縄県本部町!美ら海水族館の近く
ゴリラチョップは沖縄本島北部の本部町(もとぶちょう)にあります。
美ら海水族館まで10分ちょっとの場所です。
地図はこちら。
那覇空港からは高速道路を利用して約1時間20分、一般道では約1時間50分でアクセスできます。
車でゴリラチョップから北に約1分進むとコンビニ「ローソン」、約3分進むとスーパー「ザ・ビッグエクスプレス」があります。
周辺には飲食店も多く、とても便利な立地です。
ゴリラチョップは2か所の無料駐車場あり
ゴリラチョップは2か所の無料駐車場があります。
ビーチに近い国道449号線の道路沿いの駐車場は台数少なめで人気です。
6台くらい駐車できます。
地図はこちら(Googleマップ)。
通常24時間開放されています。
階段に近い崎本部緑地の駐車場はとても広いです。
地図はこちら(Googleマップ)。
広い駐車場は営業時間があります。
崎本部緑地の駐車場は9時から16時まで利用できます。
とても広いのですが夏シーズンはかなり混雑して満車になることも。
大型バスやマリンショップの車もやってきます。
駐車場が混雑していても、浜辺で楽しむ観光客もいるので、海のなかはそこまで混雑していませんよ。
有料施設はシャワーなど!営業時間は9時から15時半
ゴリラチョップはトイレ・有料コインシャワー・無料の更衣室が入っている施設が完備されています。
温水のシャワーは3分100円。
とてもきれいです。
営業時間は9時から15時半。
ちょっと早めに閉まるので注意しましょう。
ゴリラチョップシュノーケリングは本部町の人気アクティビティ!ツアーあり
シュノーケリングは本部町の人気アクティビティです。
ゴリラチョップはツアーも開催されています。
気軽に楽しみたい観光客の方やシュノーケリング初心者は、初回はガイドさんがいて安心のツアー参加がおすすめ。
必要な器材を貸してくれますし、その日のいいポイントに連れて行ってくれますよ。
さらにシュノーケルの使い方やお魚の解説もあります。
ゴリラチョップの海の中はとてもおすすめですので、まずはぜひツアーに参加してみてくださいね。
ゴリラチョップはセルフダイビングにも人気!タンクレンタルショップも近い
ゴリラチョップはダイビングでも有名スポットです!
ウミウシやカエルアンコウなどレアなマクロ系の生き物がたくさんいます。
カマスの群れもよくいるそう。
ゴリラチョップはシュノーケリングでも十分楽しめますが、小さい生き物はダイビングのほうがじっくり観察できます。
初心者でもOKの体験ダイビングもあります。
またタンクや器材レンタルのあるショップも近いです。
いつもタンクを背負ったダイバーを見かけますよ。
わたしもセルフダイビングで練習したい。
・住所:〒905-0225 沖縄県本部町字崎本部4639-1
・地図:GoogleMapで開く
・電話番号:0980-47-4188
・営業時間:8:00~16:00
・料金:タンク500円など
まとめ:ゴリラチョップはお魚がたくさん!シュノーケリング初心者でも楽しめる
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
「【ゴリラチョップ】シュノーケリングポイントや駐車場など!セルフダイビングにも」についてご紹介しました。
ポイントは、
- 個人シュノーケリング初心者向け
- 水深が浅く、潮の流れもほぼない
- ソフトコーラルの大群生あり
- クマノミなど熱帯魚が多い
- 駐車場・シャワーなど設備充実
です。
ぜひ一度訪れて、ふわふわのソフトコーラルとカラフルな熱帯魚を、実際にあなたの目で見てみてくださいね。
写真の何倍も美しいです。
リフレッシュできます♪
今回の記事を参考に、楽しく安全にシュノーケリングタイムを満喫してもらえたらうれしいです。
ゴリラチョップは西寄りの風が強く吹くと、海が荒れやすいです。
荒れたり濁っているときはすぐ近くのアンチ浜に行ってみるといいかもしれません。
【瀬底島のアンチ浜】シュノーケリングやマリンスポーツが楽しい!行き方や駐車場など
沖縄の人気シュノーケリングポイント「ゴリラチョップ」の詳細情報
名称 | ゴリラチョップ(崎本部緑地) |
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住所 | 〒905-0225 沖縄県国頭郡本部町崎本部5232 |
地図 | GoogleMapで開く |
アクセス | 沖縄自動車道の許田ICより約25分、那覇空港より車で約1時間20分(高速道路利用)・約1時間50分(一般道) |
駐車場 | 無料駐車場あり |
営業時間 | 9:00~16:00(崎本部緑地) |
利用料金 | 無料(シャワー100円) |
予約サイト | 本部町のシュノーケリングツアーを見てみる(アソビュー!) |
設備 | トイレ・シャワー・更衣室・自販機 |