▼グミのおすすめ度
クワンソウとは、ユリ科の鮮やかなオレンジのお花です。
実は、沖縄の伝統島野菜!
おいしく食べられるんです。
そんなクワンソウのお花畑散策と花摘み体験ができると知って、「今帰仁(なきじん)ざまみファーム」に行ってきました。
今回の記事では、
- 今帰仁ざまみファームの詳細情報
- クワンソウ花摘み体験レポート
- クワンソウの基本情報
- クワンソウの簡単な食べ方
についてご紹介します。
クワンソウの開花時期に沖縄本島を訪れる方は、ぜひ今帰仁村に足を運んでほしいです。
そして、めずらしいクワンソウのお花を味わってほしい!
沖縄のクワンソウ農園「今帰仁ざまみファーム」では花畑散策と花摘み体験できる!
沖縄本島北部の今帰仁(なきじん)村にある「今帰仁ざまみファーム」は、クワンソウ農園。
クワンソウをつかったお茶や甘酢漬けなど、さまざなな商品の加工・販売をおこなっています。
クワンソウの開花は、9月から11月頃。
この時期には、鮮やかなオレンジ色のお花畑散策と花摘み体験ができます。
沖縄の秋の絶景花畑スポットですよ!
一面オレンジの花畑はとってもフォトジェニック。
お花好き、めずらしい野菜好き、写真好きの方におすすめの穴場観光スポットです。
今帰仁ざまみファームの場所は古宇利島から車で約15分
今帰仁ざまみファームは、沖縄本島北部の今帰仁村にあります。
古宇利島まで車で約15分、美ら海水族館まで30分ちょっとの場所です。
地図はこちら。
那覇空港から高速道路を利用して約90分、一般道では約120分でアクセスできます。
クワンソウ畑の入り口は、この看板が目印。
曲がるとすぐに駐車場がありますよ。
ぜひ沖縄本島の秋のドライブスポットのひとつとして訪れてみてくださいね。
クワンソウ花畑散策と花摘み体験は9月~11月頃開催
今帰仁ざまみファームでは、クワンソウ畑のお花が満開になる頃に、
- お花畑散策
- 花摘み体験
ができます。
- 開催期間:9月中旬~11月中旬
- 開園時間:10:00~16:00
- 花摘み体験料金:一袋600円
- 所要時間:約20分
- お問合わせ先:0980-51-5182
お花畑観賞だけなら無料です。
ですが、せっかくなら花摘み体験もしてみることをおすすめします!
一人ではなく、一袋600円ととっても良心的な価格。
きっといい思い出になりますよ。
2020年はお花の咲き始めが1カ月くらい遅かったので、11月下旬ごろまで見ることができるそう。
もう1回見に行く予定です!
今帰仁ざまみファームのクワンソウ畑で花摘み体験した感想と注意事項など
2020年10月下旬にクワンソウの花摘み体験してきたので、レポートします。
お花は満開!
畑一面オレンジでとってもきれい。
ちょうど見頃でした。
花摘み体験をするため受付へ。
お花摘みって自宅での観賞用にするのかと思って行ったのですが、食べるためにするそう。
クワンソウって薬草で、沖縄の島野菜なんですね。
今帰仁ざまみファームでは、
- 9~11月頃にお花
- 12~6月頃に葉っぱ
- 2~5月頃に茎
を収穫しています。
受付場所では、クワンソウをつかった商品も販売していましたよ。
クワンソウ生茶、ジュレ、花の甘酢漬けなど。
さまざまな商品に加工されています。
amazonでお取り寄せも可能です。
では、お花摘みへ。
花摘み体験料金600円を支払って、
- 花摘み専用袋
- ゴム手袋
- パンフレット
を受け取ります。
クワンソウ畑に向かうと、お花摘みや写真撮影している人がぱらぱらいます。
お昼をすぎると人が増えてきましたよ。
お花摘みは、お花の上をまたがないように注意。
このラインごとに進んでいきます。
お花がもりもり咲いていると、通るだけで服に花粉がつくので、汚れてもいい洋服で行きましょう。
お花は下のほうから摘んで、花粉をゴム手袋をしている手でさっと取り除きます。
花粉がついたままだと早く痛むそうです。
たくさん摘みました!
お花はつぶれないように、ふんわり入れるのがコツ。
紙袋いっぱいに摘むと、120~140輪入るそうですよ。
つぼみもたくさんありますね。
まだまだお花の見頃は続きそうです!
今帰仁ざまみファームの駐車場と受付の間には、かわいい動物たちがいます。
ヤギとポニーを間近で見学できますよ。
お花と動物に触れ合えて、とってもいやされました。
お花摘みの注意事項は、
- 花粉がついてもいい格好でいく
- 紫外線対策をしっかりとおこなう
- 写真撮影はお花摘みの前がおすすめ
- お花をまたがないようにする
です。
クワンソウのお花は午前中のほうが元気です。
人も比較的少ないので、ゆっくり楽しみたい方は午前中がおすすめ。
また、お花は当日(保冷できれば翌日まで)に下処理が必要です。
観光客の方は、ぜひ旅行最終日に立ち寄ってみてくださいね。
クワンソウとは?沖縄の伝統島野菜で食べられます
クワンソウとは、ユリ科キスゲ属の植物。
和名はアキノワスレグサ(秋の忘れ草)です。
トキワカンゾウ(常葉萱草)とも呼ばれています。
お花は1日しか咲かない、一日花。
そのため英語名は、Orange Daylilyです。
沖縄の方言では、ニーブイ草(眠り草)とも呼ばれています。
クワンソウの花言葉は、忘れ物・忘れる愛です。
見ていると物忘れするほど美しい花ってことらしいですよ。
クワンソウは、琉球王朝時代から食べられてきた沖縄の伝統島野菜でもあります。
おもに、花や茎・つぼみは野菜として、葉はお茶として利用。
沖縄では昔からリラックス効果があると言われていて、最近では不眠やうつの改善がめざせるハーブとしても注目されています。
今帰仁ざまみファームの商品はこちらから通販もできます。
クワンソウは見ても食べても楽しめる、美しい島野菜です。
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沖縄島野菜「クワンソウ」のお花の食べ方はお浸し・サラダ・炒め物など
クワンソウの花は、さっと茹でて
- サラダ
- お浸し
- 酢の物
- 和え物
- 天ぷら
- 炒め物
- 酢漬け
などにして食べられています。
クワンソウ花の下ごしらえ方法は、
1.軽く水洗いする
2.沸騰させたお湯に酢を少々加え、10~20秒ほど茹でる
3.冷水につけ、軽く絞る
です。
まずは、簡単なお浸しをつくって味見してみました。
だし汁、醤油、みりんでささっと和えて、シークワーサーをしぼって完成。
ポン酢やめんつゆでも美味しくいただけるそうですよ。
茹でた半分は、冷凍保存しました。
気になる味は、ほんのり甘くて、さっぱり美味しい。
おいしい野菜です!
シャキシャキとした食感がとてもいい。
クセはぜんぜんなくて、少しだけぬめりを感じます。
野菜としては、ほうれん草に近いかんじ。味はちがうけど。
華やかなオレンジ色なので、サラダやスープのトッピングにもおすすめです。
まとめ:沖縄県今帰仁村のクワンソウはお花観賞だけでなく食べても楽しめる
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
「クワンソウは沖縄の伝統島野菜!今帰仁ざまみファームで花摘み体験可」についてご紹介しました。
ポイントは、
- 一面鮮やかなオレンジの絶景!クワンソウ花畑
- クワンソウはおいしい!沖縄の伝統島野菜
- クワンソウの食べ方は簡単!お浸しなど
です。
今帰仁ざまみファームは、沖縄の秋の絶景花畑スポットです。
のどかなで美しい風景にいやされました。
クワンソウは見るだけでなく、食べても楽しめます!
ぜひ一度、今帰仁村に足を運んで、旬のクワンソウを見て食べて満喫してみてくださいね。
今帰仁ざまみファーム近くの観光については、以下の記事も参考にどうぞ。
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今帰仁ざまみファーム(眠り草本舗)の施設詳細
今帰仁ざまみファーム(眠り草本舗) | |
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住所 | 〒905-0404 沖縄県国頭郡今帰仁村上運天1233−1 |
地図 | GoogleMapで開く |
営業時間 | 9月中旬~11月中旬頃の10:00~16:00(訪問前にお問い合わせください) |
定休日 | ー(訪問前にお問い合わせください) |
電話 | 0980-51-5182 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
WEB | HP |