与論島「百合ヶ浜」で個人シュノーケリングしてきました。
与論島の読み方は「よろんじま」。
ヨロン島(よろんとう)と表記されることも多いです。
そして百合ヶ浜の読み方は「ゆりがはま」です。
サンゴと花に囲まれた島!
与論島は何県?と思う方もいると思います。
与論島は鹿児島県です。
奄美群島のひとつで鹿児島県の最南端の島。
実は沖縄本島北から約23kmと、沖縄からとても近いです。
与論島は沖縄本島からフェリーに乗って、車で行ける離島です。
南部の那覇と、北部の本部の港から行けます。
今回の記事では与論島の「百合ヶ浜」に初めて行く方に向けて、
- シュノーケリングについて
- 百合ヶ浜に行ける時期
- 駐車場など基本情報
- 上陸ツアー情報
などについてお伝えします。
沖縄の離島よりものどかな雰囲気で大好きです。
与論島や百合ヶ浜でのシュノーケリングを検討中の方はぜひ読んでみてくださいね。
鹿児島最南端の与論(ヨロン)島「百合ヶ浜」で個人シュノーケリング
百合ヶ浜は与論島にある幻の島。
大金久海岸(おおがねくかいがん)の沖合いにあります。
春から夏にかけての大潮の干潮時のみ姿を現します。
渡し船を手配して、島に上陸したら自由時間です。
写真を撮ったり、のんびり過ごしたりする方が多いですが、個人シュノーケリングもOK!
与論島「百合ヶ浜」での個人シュノーケリングは旅の思い出づくりにぴったりですよ。
海のなかはキラキラ。
【レポ】与論(ヨロン)島「百合ヶ浜」の個人シュノーケリングはどう?
与論島の百合ヶ浜のシュノーケリングの様子や、実際に浜で見られた生き物について紹介します。
百合ヶ浜渡しで上陸するだけでとても楽しい!幻の白い砂浜
百合ヶ浜は渡し船で上陸。
行くだけでもとても楽しいです。
船に乗っている間ずっとヨロンブルーの絶景が眺められます。
海は透明度もバツグン!
わたしたちは行きはモーターボート。
帰りは水上バイク。
ほかの大人数のツアーの方はグラスボート。
だれも上陸していない島に連れて行ってくれました。
渡し舟だけを頼んだので、上陸時間に制限はなかったです。
適当に迎えにきてくれるそう。
一応、お迎えの希望時間を伝えておくと安心です。
のんびり約3時間滞在しました。
帰りに大きめのメインの「百合ヶ浜」にも立ち寄ってもらいましたよ。
与論島の百合ヶ浜でシュノーケリング!水深は浅い
百合ヶ浜のまわりの水深は浅いです。
大人の腰までもないくらいの深さ。
足がつくので水中メガネやゴーグルだけでも、海のなかを見ることができます。
写真の中央の茶色いあたりでシュノーケリングしました。
砂地に岩があります。
岩のまわりに魚が集まっていました。
与論島の百合ヶ浜シュノーケリングや浅瀬で出会った生き物
百合ヶ浜のシュノーケリングでよく見かけた魚は、青色のルリスズメダイ。
ほかにも黄色や白色の小さいお魚を見かけました。
あとはムラサメモンガラ。
大きめのお魚も見かけましたが、すぐに逃げてしまいます。
赤と白のボーダーのエビもよく見かけました。
こちらもすぐ隠れてしまう。
真っ白な砂浜がキラキラしていて感動。
波紋がとてもきれいです。
わたしがシュノーケリングしたときは熱帯魚をたくさん見るというより、キラキラ輝く水中世界を楽しむかんじでした。
熱帯魚やサンゴが見たい方は、グラスボートやボートシュノーケリング付きのツアーでポイントに行ったほうがいいです!
続いて浜で見つけた生き物や貝殻を紹介します。
浜ではクモヒトデを見つけました。
とても小さかったです。
砂と同じ模様のヒラメかカレイ。
オレンジ色のヒトデ。
どちらも小さめサイズでした。
ほかにも砂浜には、
- タカラガイ
- ウニ殻
- スカシカシパンの輪
などいろいろ落ちていました。
ビーチコーミングも楽しめます。
全体的に沖縄の浅瀬で見られる生き物と似ていました。
与論島の百合ヶ浜の星砂はお持ち帰りOKとのこと
百合ヶ浜の砂は星砂が混ざっています。
渡し船のスタッフの方が星砂を見せてくれました。
星砂はうすいオレンジ色。
少し角が取れて丸っこいものが多いです。
かわいい!
百合ヶ浜では「年齢の数だけ星砂を拾うと幸せになれる」といわれているそうですよ♪
与論島の百合ヶ浜は強風に注意!海況を見て遊ぼう
わたしが行った日の百合ヶ浜は風が強く、白波が立っていました。
そのため深いエリアには入りませんでした。
風が強い日は波が出ます。
水中に入るときは、できるだけ流れのないおだやかなエリアに入りましょう。
渡し舟のスタッフの方にシュノーケリングできるエリアを聞いてみるといいかもしれませんね。
個人シュノーケリングするためにおすすめの持ち物-与論島の百合ヶ浜
百合ヶ浜にあるショップではレンタル品もありますが、今のご時世いろいろ不安な方は自分の器材を用意しておくと安心です。
与論島の百合ヶ浜でシュノーケリングを楽しむためにおすすめの持ち物を紹介します。
- シュノーケルセット(マスク、シュノーケル、フィン)
- ライフジャケット(シュノーケリングベスト)
- マリンシューズ
- マリングローブ(軍手)
- 水着
- タオル
- UV対策グッズ(サーフハットなど)
- 飲み物(水など)
浮き具があると安心!
シュノーケリング初心者の方におすすめの持ち物については、以下の記事で詳しく説明しています。
【保存版】沖縄個人シュノーケリングの持ち物!初心者におすすめ20選
与論(ヨロン)島でシュノーケリング器材やビーチアイテムを買うおすすめショップ
与論島の商店やホテルの売店では、シュノーケリング器材やビーチアイテムが売っています。
そのなかでも品ぞろえがいいと感じたのは「ニシムタFC与論店」でした。
地図はこちら(Googleマップ)。
百均のキャンドゥも入っています。
シュノーケルセットから星砂を入れる小瓶まで、百合ヶ浜で活躍するアイテムがそろっていますよ。
お土産品もあり。
沖縄本島から車で行ける離島!与論島「百合ヶ浜」の時期や行き方・服装・ツアー情報について
与論島は沖縄本島最北端の岬「辺戸岬(へどみさき)」から見えています。
沖縄本島から車でも行ける離島です。
与論島までは飛行機かフェリーでアクセス。
飛行機とフェリーともに、鹿児島県と沖縄県から毎日就航していますよ。
沖縄県からアクセスする場合は以下の方法があります。
- 那覇空港→与論空港(約40分)
- 那覇港→与論港(約4時間50分)
- 本部港→与論港(約2時間30分)
いちばん安いのは本部港からアクセスする方法です。
料金は片道2,930円~(大人)。
ずっと沖縄本島を眺めながらの船旅も楽しかったですよ。
別料金ですが自家用車ごと行けて便利!
与論島内での移動はマイカーがラクですが、ほかにもバスやタクシー、レンタカー・バイク・自転車などもあります。
では「百合ヶ浜」が出現する予測時期や場所、おすすめの服装、ツアー情報についてお伝えしていきます。
事前に出現予測時期をしっかりチェックして、旅の計画をしてみてくださいね。
まずは与論島の「百合ヶ浜」の出現予測時期をチェック
百合ヶ浜に上陸するためには大潮あたりの日に行かなくてはなりません。
2021年の百合ヶ浜の出現スケジュールの目安は以下です。
- 3月:1日~5日、29日~31日
- 4月:1日~3日、12日~16日、26日~30日
- 5月:1日~2日、11日~17日、24日~31日
- 6月:1日、9日~16日、21日~30日
- 7月:9日~15日、20日~28日
- 8月:7日~13日、18日~26日
- 9月:5日~10日、16日~22日
- 10月:5日~8日
あくまでも出現予測であって、風や波の状況で出現しない場合もあります。
逆にこの日以外でも少しだけ出現することも。
百合ヶ浜の大きさや行ける時間は潮の引き具合によってその日ごとに異なります。
大潮の2~3日がおすすめ。
満天の星も楽しみたい方は新月の日をねらって行きましょう。
大潮は新月か満月あたりです。
詳しく知りたい方は潮見表をチェックしたり、ヨロン島観光協会(0997-97-5151)や渡し舟のツアー業者へ聞いてみたりすると教えてくれますよ。
百合ヶ浜にいくときの服装はビーチサンダルがおすすめ
- ビーチサンダル
- 膝まで濡れてもいい格好
- 日よけ(帽子・長袖など)
- 水着・ラッシュガード(海に入る方)
百合ヶ浜にいくときの服装は、海に入る方は水着とラッシュガードがおすすめです。
海に入らない場合でも、島に上陸するときに足元は濡れると思っていたほうがよいでしょう。
靴はビーチサンダルやアウトドアサンダルなどがいいです。
服装は膝くらいまで濡れていい格好だと安心。
紫外線が気になる方は、日よけ対策として長袖の羽織りや帽子も持って行きましょう。
場所は与論島の東側!行き方はレンタカーやツアーなど
百合ヶ浜は与論島の東側、大金久(おおがねく)海岸の沖合いにあります。
与論空港からは車で約15分です。
地図はこちら。
大金久海岸まではレンタカーやマイカー、ツアーの送迎で行くとラクです。
バスでも行けます。
百合ヶ浜の入り口には駐車場やお土産屋さんあり
百合ヶ浜の入り口(大金久海岸)には駐車場もあります。
約20台駐車できます。
駐車場から百合ヶ浜前までの道にはお土産屋さんも。
貝を使ったアクセサリーやキーホルダーなどの工芸品が並んでいました。
与論島の百合ヶ浜前にはショップあり!ツアー即日予約OK
夏シーズンは大金久海岸に百合ヶ浜への渡し船やグラスボートの業者がいます。
予約不要でその場でお願いできますよ。
送迎が必要な方は事前に予約しておきましょう。
- バナナボート
- SUP
- ビーチパラソル
- シュノーケリングセット
なども当日予約OK。
ほかにもウミガメに会えるグラスボートや、サンゴ礁や熱帯魚が見られる「赤崎サンゴの森」に行くツアーもあります。
まとめ:沖縄から車で行ける与論島「百合ヶ浜」での個人シュノーケリングは思い出に◎
以上、「与論島「百合ヶ浜」で個人シュノーケリング!行き方や服装・ツアーなど!沖縄から近い」についてご紹介しました。
ポイントは、
- 大潮の干潮時のみ行ける幻の島
- ヨロンブルーの海
- 真っ白な砂浜
- 美しい波紋もポイント
- 水中はキラキラ!
です。
ぜひシュノーケリングで水中も覗いてみてくださいね。
与論島の美しいサンゴ礁と熱帯魚を見たい方はあわせてボートシュノーケリング付きのツアーにも参加するのがおすすめですよ。
ちなみにわたしが与論島で泊まったホテルは「プリシアリゾートヨロン」。
長期滞在用のスイートルームはとても過ごしやすかったです。
リニューアルされていて清潔感もありました。
IHキッチンもあるので夜ごはんはスーパーで食材を買って、与論産牛ステーキを焼いて食べたり、与論産のフルーツを切って食べたりできました。
オーシャンビューのお部屋もあります。
ゆったり過ごせるリゾートホテルを探している方にぴったりです。
与論(ヨロン)島の幻の島「百合ヶ浜」の詳細情報
名称 | 百合ヶ浜(大金久海岸) |
---|---|
住所 | 鹿児島県大島郡与論町大金久海岸沖合1.5㎞ |
地図 | GoogleMapで開く |
アクセス | 与論空港より約15分、大金久海岸からボートなどで移動 |
駐車場 | 無料駐車場あり(大金久海岸) |
営業時間 | 潮位による |
利用料金 | 渡し舟大人1人3,000円・小人1人2,000円(往復) |
予約サイト | 与論島のアクティビティツアーを見てみる(アソビュー!) |
設備 | トイレ・有料シャワー |