沖縄美ら海水族館のジンベエザメは、テレビや本などで誰でも一度は目にしたことがあるはず。
「有名なのは知っているけど、ほかのことはあまりよく知らない」
このような方も多いのではないでしょうか。
このページでは、沖縄美ら海水族館のジンベエザメについて分かりやすくまとめています。
大迫力の餌やりが見られる穴場スポットも紹介していますよ。
沖縄美ら海水族館に行く予定のある方は、ぜひ参考に読んでみてください。
沖縄美ら海水族館のジンベエザメについて調査しました
沖縄美ら海水族館のジンベエザメは、大人にも子どもにも大人気です。
まさに水族館の顔のような存在!
ぬいぐるみはもちろん、お菓子やTシャツなどのお土産品では、可愛らしいイラストになってたびたび登場しています。
今いるジンベエザメの数や名前、大きさなどについて紹介していきます。
読めばあなたも沖縄美ら海水族館のジンベエザメ通になれるかもしれません。
ジンベエザメは今現在、何匹いる?
2023年現在、沖縄美ら海水族館では2匹のジンベエザメを飼育しています。
ですが、水族館の水槽にいるのは1匹です。
- 水族館内水槽1匹(オス)
- 海上いけす1匹(メス)
沖縄美ら海水族館の海上いけすに船で行く見学ツアーもありますよ。
エサやり体験や飼育スタッフの方によるマンタやサメ、エイなどの解説付きです。
プラン詳細は以下より確認できます。
>>マンタやサメの飼育観察体験ツアー!水族館リピーターも大満足
ジンベエザメが死亡して減ったのはいつ?
現在、水族館の水槽内にはジンベエザメ1匹(オス)ですが、以前は水槽内にオスとメスの合計2匹いました。
しかし残念ながら、2021年6月17日にメス1匹が死亡。
飼育年数は13年2か月で、国内でもっとも長く飼育されたメスのジンベエザメでした。
死因は水族館での飼育開始以前からあったとされる、上下の顎(あご)の骨格異常です。
成長とともに骨の変形が進み、さいごは餌がうまく食べられない状態だったかもしれません。
また、胃や腸にも問題があり、十分な量の栄養を吸収することが難しかったとも考えられています。
ジンベエザメが3匹いたのはいつまで?
3匹のジンベエザメが巨大水槽でいっしょに泳いでいたのは、一体いつまでだったのでしょうか。
答えは2016年11月15日。
体の小さいメス1匹を海上のいけすへ移動させるまでです。
当時、沖縄美ら海水族館では世界初の「ジンベエザメの繁殖」をめざしていて、その第一歩として「オス1匹とメス1匹」のペア飼育を始めることにしました。
そのため、3匹のなかで小型だったメス1匹を、海上いけすへ移して飼育することにしたのです。
現在も、小型だったメスは海上いけすで飼育されています。
水族館内の水槽では、今はオス1匹の姿しか見ることができません。
過去に3匹いっしょに泳いでいたなんて、今思うととても豪華ですよね。
ジンベエザメの名前は「ジンタ」
沖縄美ら海水族館内にいるジンベエザメの名前は「ジンタ」。
世界最長飼育記録を記念して、2004年に特別に命名されました。
小さなお子さんでも覚えやすい良い名前ですね。
一方、海上いけすにいるメスのジンベエザメの名前は公表されていません。
将来2匹が同じ水槽で泳ぐときが来たら、メスのジンベエザメにも名前が付けられるかもしれませんね。
ジンベエザメ(ジンタ)の大きさは?
ジンベエザメのジンタの大きさは、以下です。
- 全長:8.8m、
- 体重:6t(6,000kg)
飼育されている動物のなかでは、世界一巨大です。
1995年3月、はじめて水族館にやってきたジンタは、全長4.6m、体重は800kgの子どもでした。
当時と比較すると、現在は全長が約2倍、体重は約7.5倍になっています。
まさに超巨大。
野生ではなんと全長12mのジンベエザメが見つかっているとか。
これからもジンタの成長から目が離せませんね。
ジンベエザメが食べている餌は何?
一般的にジンベエザメの餌は、海中にいる小魚やプランクトンです。
沖縄美ら海水族館でジンタに与えている餌は以下。
- オキアミ
- サバ
- シラス
- サクラエビ など
ジンタは1日30kgくらい食べています。
餌は水族館のスタッフの方が、毎日手作業で準備しています。
実はジンベエザメの食道はとても細く、お魚を1匹そのまま丸のみすることができません。
そのため、サバなどの大きなお魚を食べやすいサイズにまで切る必要があるのです。
大きな体に似合わず、ジンベエザメは意外に繊細ですよね。
ジンベエザメの餌やり時間はいつ?
沖縄美ら海水族館では毎日、ジンベエザメの餌やりが見られます。
ジンベエザメの餌やりは、以下の2回。
- 日時:15:00、17:00
- 場所:「黒潮の海」水槽
9:30のナンヨウマンタの餌やり時間にも、ジンベエザメに餌やりがおこなわれることもあります。
ジンベエザメが立ち泳ぎしながら、大きな口で餌を海水ごと吸い込むユニークな姿をぜひ見てみてくださいね。
ジンベエザメの餌やりは、水族館でもとくに人気のあるプログラムです。
餌やりの時間になると、ジンタのいる「黒潮の海」水槽の前にはたくさんの人が集まります。
混雑が苦手な方や小さなお子さん連れの方には、以下2か所での観察がおすすめ。
- 美ら海シアター
- アクアルーム
「美ら海シアター」は座席前にスペースに座れるから小さなお子さんも安心。
水槽のすぐ近くで迫力あるお魚たちが見られます。
「アクアルーム」はアクリルガラスの半ドーム状。
お魚たちを下から観察できます。
以上2か所は水族館がおすすめしている穴場スポットです。
いつもと違う場所で餌やりを見たい方や、少しゆったりとした場所がいい方にぴったりですよ。
沖縄美ら海水族館では「ジンベエザメのぬいぐるみ」がお土産で大人気
ジンベエザメのぬいぐるみは、たくさんあるお土産の中でも大人気。
一度見たらつい触りたくなってしまう、かわいいぬいぐるみが販売されています。
実際にぬいぐるみを購入した方の感想を見てみましょう。
沖縄旅行楽しかった!
美ら海水族館めっちゃでかくて感動したわ!
感動のあまりジンベエザメのぬいぐるみ買ってもうた!
夏休み長いしもう1回行こうかな〜 pic.twitter.com/ZW9x3selms— 五月雨改弐 (@samidare_kai2) August 5, 2020
美ら海水族館からお迎えしたばかりのカロラータのジンベエザメぬいぐるみ。通常カラーと異なり美ら海オリジナルカラーということで見逃せませんでした!
カロラータさんの製品は他にもたくさんありましたがショップ激混みで人酔い断念…今度行った際はじっくり見てみようと思います! pic.twitter.com/Hn6FJ9JvfV— 古里どらす (@211KB) November 28, 2019
美ら海水族館のお土産のジンベエザメぬいぐるみがかわいすぎる pic.twitter.com/dA3lSkop9U
— たま (@Himmel_Wasser) November 2, 2020
ほかにも以下のようなツイートもありました。
- 何年も前に買ったけど今も大好き
- フワフワでとにかくかわいい、癒される
- 実際に見たジンベエザメが忘れられなくて買った
自分用やお土産用に、本当に大人気ですね。
さまざまなサイズや種類のジンベエザメのぬいぐるみがあるので、どれか1つは購入したくなること間違いなし。
沖縄美ら海水族館へ行ったさいは、ショップで忘れずにチェックしましょう。
まとめ:沖縄美ら海水族館のジンベエザメ・ジンタは世界最長飼育記録を更新中
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
「沖縄美ら海水族館のジンベエザメ」についてお伝えしました。
- 名前はジンタ
- 2021年6月から1匹に
- 全長8.8m、体重は6tトン
- 餌はオキアミやサバなど
- 餌やり時間は15:00と17:00
1995年3月から始まったジンベエザメ・ジンタの飼育期間は、2023年で28年になりました。
28年というのは世界最長飼育記録で、現在も更新中です。
これからもみんなに愛されるジンタの成長が楽しみですね。
沖縄を訪れたさいには、ぜひ沖縄美ら海水族館のジンタに会いに行きましょう。
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